耳コピに必要な「音感」は訓練で身につく
「大人になってからでは、
音感は育たないのでは…?」
と思ってしまう方が多いです。
実際のところ、
即興でメンバーの演奏する
フレーズに反応したり、
はたまた、
好きな曲、好きなソロを
耳コピするために
必要な「音感」は
訓練次第で、
誰でも身につけることができます。
※私も大人になってから
楽器を始めましたが、
この訓練で音感を鍛えました。
コピーでもアドリブでも
どちらにも共通して
「使える音感」について
お話ししていきます!
こんにちは!
アドリブの専門家
島田沙也加です!
曲のコピーでは「音感」が育たない
さて、「使える音感」は
どう鍛えていけばいいのでしょうか。
楽器を買ったら、
初心者用の簡単な曲を演奏してみたり、
好きな曲のコピーをしてみたり、
なんにせよ、
「コピー」から入ることが多いですが、
【曲のコピーでは
必要な音感が育たない!】
と自身の経験上、思います。
ギタリスト、ベーシストであれば、
ほとんどの人が
お世話になるであろうTAB譜。
しかし譜面を見てコピーを重ねても、
覚えたメロディが増えるだけで、
一向にコピーは楽にならないし、
もっといえば、
アドリブには繋がっていません。
何度も練習すれば、
段々弾き方も改善されていくので
上手になっていくような感覚は
得られますが、
音感が身につかないコピー練習を
続けていては、
毎回毎回曲が変わるたびに
メロディの暗譜を繰り返す
苦行になってしまいます。
音感はアドリブの練習で育てる!?
さぁ、では、
コピーをも楽にしてくれる
音感はどう身につけるのかというと
【アドリブでメロディを
演奏しながら、
相対音感を鍛える!】
相対音感を鍛えるアプリなども
ありますが、
そういう手法で完璧に
相対音感を鍛え上げろ!
という意味ではありません。
★相対音感とは
2つ以上の音を比べて
高いのか、低いのか、
を判断する音感。
まずは、人が聞いて
自然と気持ちいいと思える音階
つまり「メジャースケール」で
メロディを口で歌い、
それを楽器で出せるようにする練習が
本当に必要な音感を育ててくれます!
なので、アドリブを取る練習が
自然とコピーに生かされてくるのです。
▼音感を鍛える方法はこちら
http://shimadasayaka.sakura.ne.jp/wordpress/page-2408/
コピーをやってからアドリブ!
というようなイメージがありますが、
実は逆の方が、近道なんですね
今からでも遅くはありません。
しっかり練習していきましょう(^ ^)