「色々聞きます」の落とし穴

どんな音楽を聴きますか?

あなたは、どんな音楽を聞きますか?

 

この時の答えとして

「色々聞くよ」という人がいます。

 

ちなみに、私も答えるのが面倒なので

色々聞くよ、というときあります(笑)

 

リスナーではなく、プレイヤーである私たちは、

この言葉の2つの落とし穴を知っておきましょう。

 

偏りに気づいていないだけ!?

 

まず、この言葉は、「自分視点」です

「色々聞く」というと、

まるで、音楽に食わず嫌いがないです、

というように聞こえますが、

詳しく聞いていくと、

実はそうではない、ということが多いです(笑)

 

一つ目の落とし穴は、

「色々」と思っていたのが

そんなに幅広くなかったパターン。

 

邦楽も洋楽も聞くので、

「色々」と答える人もいます。

 

でも、聞き出すと、

ロックだけに偏っている…

学生の頃の私もこのタイプ^^;

 

また、ひとつのアーティストに絞らず、

複数のアーティストを聞くので、

幅広く聞いてるつもりになっている場合もあります。

 

私たちがリスナーであれば、

特に気にならないようなことですが、

プレイヤーであるからには、

冷静に自分がよく聞くものを

知っておいたほうがいいです。

 

というのも、

自分がまだ聞いたことのない

音楽があるからです。

 

私もあります。

 

まだまだ「余地」が残っていることを知れば、

音楽を楽しむ幅は広がっていくハズです!

 

新しい音楽も臆せず、取り入れていきましょう!

 

聴いているから上達するとは限らない!?

2つ目の落とし穴は、

「リスナー視点」だということ。

 

色々聞いているから、

自分はプレイだってできるだろう

と安心してしまうパターンです

 

ギターを向上し続ける上で

私が大切にしている軸が2つあります。

 

それが、音楽力と音学力

簡単に言えば、

楽しむ力と学ぶ力、です。

 

楽しむ力がないと、

まず音楽を聞き続けることができません。

 

なので、そこをクリアするという

第一段階は必ず必要になってきますが、

楽しめて聞けていることと

学ぶ力がある、というのはまた別の話です。

 

自分は色んな音楽を

たくさん聞いてきたので、

色々できるはずなんだ!

とレッスンに来ておっしゃる方もいますが、

 

すでに聞くだけで上達できるなら、

私のレッスンは要らないはず。(笑)

 

ただ、楽しむ力がないと、

学ぶことは難しいですから、

「色々聞くよ」という方は、

残りの学ぶ力だけ鍛えてあげればいいので、

そもそも聞かないという人よりかは

有利なのは間違いないです。

 

「色々聞くよ」という言葉で、

まだ楽しめる音楽の幅が

あるという可能性

 

まだ上達するための耳が

育てられる可能性を止めないように

したいですね(^^)

 

音楽力×音学力アップ!

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