代理コードとは
こんにちは!サヤカです
別の記事で、
主要3つのコードの性格について
解説しました。
▼前回の記事
http://shimadasayaka.sakura.ne.jp/wordpress/2017/02/03/post-2878/
主要3つのコード以外の
ダイアトニック・コードは
「代理コード」として、
トニック・サブドミナント・ドミナントの
3つのタイプに振り分けられます。
振り分ける基準は、
サウンドが似ているのかどうか
ということです。
つまり、落ち着きコードか、
盛り上がりコードか、という
感じ方の違いです。
定義としては、
3和音のうち
2つの音が同じである、
とサウンドが似ている、
ということになります
代理コードとコード進行
トニックの代理コード
「C」の代理コードは、
「Em」と「Am」です
トニックは、終止感のあるコードですが、
「Em」だけは、例外的に、
盛り上がりを感じるコードです。
「Em」では、
終わった感じが出せません。
▼基本3コードの進行
C|C|F|G|の4小節の繰り返し。
▼代理コードのある進行
C|Am|F|G|の4小節の繰り返し。
落ち着き・盛り上がりの波は変わりません。
「Am」で暗くなるところを
注意して聴きましょう。
▼「Em」の入る進行
C|Am|F|G|
Em|Am|F|G|の8小節繰り返し。
ドミナントの代理コード
「G」の代理コードは、
「Bdim」です。
コード進行としては、
置き換えて使う、ということは
ほとんどありません。
サブドミナントの代理コード
「F」の代理コードは
「Dm」です。
「Dm」を使ったコード進行は、
「ツー・ファイブ」と呼ばれる
コード進行でよく使われます。
ツー・ファイブに関しては、
また次回の記事で詳しく解説していきます。
今回は、2つのコード進行を
聴き比べてみましょう。
▼基本のコード進行
C|C|F|G|の4小節の繰り返し。
▼ツー・ファイブ
C|C|Dm|G7
※ツー・ファイブでは、
ドミナントはセブンスに
なることが多いです。
セブンスの方が
「ぐっ」と極まる感じがします
代理コードと実践
セッションでは、
この代理コードを使い、
コード進行を演奏中に変えて
演奏されることがあります。
・自分の演奏に集中しすぎない
=周りを聴く
・コードの違いを耳で知っておく
日々の練習は、
このような意識で
練習していきましょう。
バンド全体のハーモニー
また、ギターが「F」のコードを
鳴らしていても、
ベーシストが「D」を鳴らしていれば、
バンド全体のコード(ハーモニー)は、
「Dm」に聞こえることがあります。
▼バンド全体のハーモニー
只今準備中ですm(_ _)m
▼次の記事はこちら!
http://shimadasayaka.sakura.ne.jp/wordpress/2017/02/09/post-2912/
▼アドリブに役立つコード理論まとめ
http://shimadasayaka.sakura.ne.jp/wordpress/page-2886/