リズム隊と呼ばれるベース、ドラムと違って、ギタリストのリズム感は軽視されがちですが、音楽の土台となる「リズム」をどの楽器であれ、無視することはできません!
「バンドと合わせてても、気にならないし…自分は大丈夫…」と思っていても、気づかないうちに「リズム音痴」に、なっている可能性もあります。
自分のことを厳しくチェックしていきましょう!
こんにちは!サヤカです
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「一拍音痴」の症状
「一拍音痴」と呼んでいるのはリズムを「点」でとるように感じている状態で、
✓リズムがズレやすい(自分だけ早くなる、遅くなる)
✓裏拍が苦手
✓演奏が固い、抑揚がない
という症状に現れます。
これは、生徒さんにもレッスン中1回は必ず言うことですが、「円を描くように感じること」がポイントです
「一拍音痴」を直す方法
1拍ずつくるくると円を描くように、リズムを感じてみましょう。
1拍目から2拍目が鳴るまで、2拍目から3拍目が鳴るまで…というように次の拍がなるまで、意識を切らないことが大切です。
「点」ではなく、線で繋がった「円」をイメージして感じるようにしましょう。
ギターを持たず、練習することがポイントです
慣れてくると、体の中で「くるくる」を感じることができるようになります。体の中でくるくるが感じられるようになるまでしつこくやりましょう。
2〜3ヶ月くらいやり続けると、すぐに体の中で、くるくる回せるようになります
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やり方に注意しないと逆効果
「ワン・ツー・スリー・フォー」の言葉が来るのは、円を描く手が下から上に回るときです。(回ってるので、あんまり明確にわからないですが)
慣れてきたら、メトロノームをかけます。テンポ40〜50くらいのゆっくりのスピードがいいです
これは、円を描いてリズム(1拍)を感じる練習ですから早くしないほうがいいのです。
✓ゆっくりでイライラする
✓体が突っ込みそうになる
こんな場合、上手く練習できていません。
メトロノームのスピードに歩幅を合わせて、歩くイメージでやりましょう。
このリズムのとり方を習得すると、リズムはズレにくくなります。
次は、「小節音痴」について、です。
なぜ、「小節」で分けるのか?を知っていますか?
何を基準に「1234、2234」と、4ごとに区切るのでしょうか?
曲をコピーするだけのギタープレイヤーの9割が小節の感覚のない「リズム音痴」のまま演奏しています。
普通に練習するだけでは、一生解消されないリズムの仕組みをお話しましょう。
テンポがあっていても、リズム感が悪い?
リズム感が悪い、という言葉を聞くと「リズムがズレてしまうこと」を想像するかも知れませんが、リズムには、他の要素もあります。
それが、小節音痴です。
小節音痴と呼んでいるのは、「メロディの1音1音の長さを追いかけていて、小節を感じていない状態」です。
このタイプのリズム音痴は、メトロノームとタイミングを合わせることは可能なので、無自覚な場合が多いです。
何の音を使うか、というメロディ的には間違いがなく、テンポが合いさえすれば、9割方合ってるように聞こえています。
「なんとなく違う」ような気がしても、素人とプロの差、ギター歴の差などの理由で片付けてしまい、問題が「小節の感覚」にあることに、気がつかないのです
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「小節」はリズムを感じる最小単位
例えば、4/4拍子であるとき、4拍で1つのグループを繰り返しています。
4つしか目盛りのない時計を、くるくると回っているような感じです。
このように自然とグループを感じる単位が、「1小節<2小節<4小節<展開<1曲」というように、存在しています。
4拍というのは、一定の強さではなく強かったり、弱かったりを繰り返し、1つのグループになっています。
小節音痴は、「繰り返し」を感じていないことが原因で起こります。
なので、躍動感に乏しく、だらだらとした印象になります。
メロディが2分音符でも、8分音符でも、または、休符だとしても、体の中に、4拍の繰り返しをずっと感じ続けている状態が小節を感じている状態です。
「小節音痴」判定
「小節音痴」の場合、裏拍が苦手な傾向がありますので、小節音痴を疑った方がいいかもしれません。
試しに、拍手や膝を叩いて、4拍子を取りながら、1拍目の裏や4拍目の裏から入るメロディを歌ってみましょう。
メロディのタイミングに手の動きがついていってしまわないように体の中で、4拍の繰り返しを感じることがポイントです。
音が鳴っていないところでも体の中で、リズムを感じる動きはキープしています。
できないことは、ギターを弾かずに練習することが大切です!
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全てを基礎から見直そう!
TAB譜を使って、練習しているという場合、こうしたリズムの感じ方を捉えられていない可能性があります。
今回のリズムのような誰も教えてくれない「基本のき」をメールマガジンで解説しています。
ぜひ、毎日の練習のお供に、読んでみてくださいね!
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