「C△7」と「C7」の違いは何?
「C」と「C△7」でどう変わるの!?
コードの表記の違い・サウンドの違いを覚えていきましょう!
こんにちは!サヤカです
「C」と「C△7」って何がどう違うの?
ドレミファソラシドを1つ飛ばしに重ねることで、基本のコードである「ダイアトニック・コード」はつくられています。
「C」は、「ド・ミ・ソ」の3つの音で、3和音。「CM7(C△7)」は、「ド・ミ・ソ・シ」の4つの音で、4和音を指しています。
コードのルート音(この場合「ド」)を「1」として数えるので、「7」は「シ」にあたります。
3和音と4和音のサウンドの違いは?
「なんか音が増えると、違うコードになるのでは…?」と漠然と思っている方もいますが、「C」と「CM7」では、コードのサウンドや機能は、大きく変わりません。
ただ、若干4和音の「CM7」の方が、ふわっとビューティーなサウンドになりますよね!
曲調に合う方を選択する、早い話「好み」で使い分ける、ということです。理屈よりも感じること、が大切です
「C△7」と「C7」はどう違うの?
これは、全く別物です。
サウンドも構造も違います。
まず、構造からみていきましょう
「ドミソ」までの構造は一緒ですが、「シ」か「シ♭」の違いで表記が異なります。
ドレミファソラシド(Key=C)を1つ飛ばしに積み上げたコードが、ダイアトニック・コードなので、「シ♭」の入る「C7」は、Key=Cのダイアトニック・コードではありません。
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Key=Cに現れるドミナント・セブンス
ダイアトニック・コードは、3和音のとき、メジャー・コードは1種類しかありませんが、4和音の場合、「メジャー・セブンス」と「ドミナント・セブンス」に分かれます。
G7(ソ・シ・レ・ファ)は、「ドミナント・セブンス」の構造になっています。
メジャー・スケールの音の並び方は均等ではないので、1音飛ばしで積み上げるというルールで和音をつくると、構造が一つ一つ変わるのです。
ドミナント・セブンスの盛り上がりの素
「ソ・シ・レ・ファ」と重ねたときに、「シ」と「ファ」が不協和音程になっています。
この2音だけ聞くと、すごく不安定なサウンドなのに「ソ・シ・レ・ファ」となると、きつい感じが薄れるのが面白いですよね
セブンスは全部で4種類
メジャー・セブンス、マイナー・セブンス、ドミナント・セブンスの3種類は、ダイアトニック・コードに登場するコードですが、「マイナー・メジャー・セブンス」という特殊コードもあります
使い方が限られたコードなので、登場頻度は低いですが、覚えておくとオモシロイと思って載せておきました。
マイナー・メジャー・セブンス?
マイナー・セブンスと「7」の音が変化したカタチが、マイナー・メジャー・セブンス。
動画冒頭で使っているコード進行のように、使われることが多いです。
LOVE LOVE LOVEで使ってる!マイナー・メジャー・セブンス!
ドリカムこと、DREAMS COME TRUEの名曲「LOVE LOVE LOVE」で、登場します。
こんな風に使われます。
深い闇の中に落ちていくような、なんか切ない感じがしますね。個人的に好きです。(笑)
暗記しないことが理論と付き合うヒケツ!
音楽理論書では、さらっと3和音と4和音のダイアトニック・コード覚えようね〜と流れていってしまうところですが、しっかりコードの違いだけでなくサウンドの違いも聴いて覚えていくことが大切です!
せっかく理論を勉強するなら、力強い味方にしていきましょう!
▼音楽理論まとめ
http://shimadasayaka.sakura.ne.jp/wordpress/page-2579/
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