「度数で歌うこと」が耳コピへの道のり!
「耳コピ3原則」と題して、
耳を育てる方法をお伝えしています。
1:中心の音を聴くべし!
2:度数で歌うべし!
3:イメージのないものは
弾けない!
今回は、ふたつめの
【度数で歌うべし!】
を解説していきます。
「度数で歌う」とは??
「度数で歌う」というのは、
メジャースケールの音に
数字を当てはめて歌うことです。
<Cメジャースケール>
1 : ド
2 : レ
3 : ミ
4 : ファ
5 : ソ
6 : ラ
7 : シ
8 : ド
<Dメジャースケール>
1 : レ
2 : ミ
3 : ファ#
4 : ソ
5 : ラ
6 : シ
7 : ド#
8 : レ
となります。
前回の記事でお伝えした
「中心の音」が変われば、
音の聞こえ方は変わる
これが重要なキーワードです。
中心の音が「ド」のときの
「レ」は「2」のサウンドなので、
フワッと浮いた感じがします
中心の音が「レ」のときの
「レ」は「1」のサウンドなので、
落ち着いた感じに聞こえます。
「中心の音」を基準にして
どのくらい離れているのかで
サウンドは決まる、ということですね。
この聴き方を身につけるために、
こうした数字に当てはめて
聴く方法が役に立ちます。
「キー」が違うとは?
中心の音を「キー」と呼ぶことがあります。
中心の音が「ド」であれば、「キーC」
中心の音が「レ」であれば、「キーD」
といった表現になります。
きらきら星を
中心の音が「ド」の場合と、
中心の音が「レ」の場合で弾いています。
ぜひ、動画で聞いてみてください。
▼動画を見る!
度数で聴くための練習法は「アドリブ」!
度数でメロディが
聴けるようになると
耳コピは、
1:中心の音を探る
2:何度の音か聴く
という聴き方に変わります。
神経衰弱法(笑)とは、
段違いのスピードで
耳コピができるようになります。
この度数で聞く耳を育てるために
「アドリブ」での練習を
オススメしています
アドリブが良い理由
①いろんなメロディを
短い時間で試せる。
フレーズのコピー練習と違って
毎回毎回違うフレーズを
練習することができるので、
いろんな音の飛び方を
聴いて試すことができます。
フレーズのコピーでは
弾けるようになるまで
時間がかかってしまうことありますよね
②音楽的に練習できる
音大や専門学校では
イヤートレーニングが取り入れられていますが、
独学で続けるのは、なかなか難しいですよね^^;
音感を育てるためのアプリもありますが、
「メロディをつくる」という練習を兼ねて
鍛えていくことができるので、
楽しく続けていけるかなと思います。
まとめます。
耳コピができるようになるためには
メロディを度数で聴く!
度数で聞く耳を育てる練習は、
アドリブが最適!
音楽を豊かに楽しめる
耳を育てていきましょう!
▼次の記事はこちら!▼
【耳コピの極意】3.イメージのないものは弾けない
http://shimadasayaka.sakura.ne.jp/wordpress/2016/11/08/post-2404/