ジャムセッションのエンディング
「ジャムセッション」とは、
アドリブで、つまり
即興で演奏する遊びのことですが、
曲の終わり(エンディング)には
大きく2つのタイプがあります。
ジャムセッションのエンディングを知らないと
最後がグダグダ〜っとしてしまいます。
即興だとしても、
バシッと決めるエンディングを
知っておきましょう。
こんにちは!サヤカです
2タイプのエンディング
エンディングについては、
演奏が始まる前に
打ち合わせをするか、
もしくは、
終わるときの空気の読み合いになります。
即興で出来るエンディング方法としては
リットエンディング
カットエンディング
の2種類があります。
今回はリットエンディングの方法について
お伝えしていきます。
まず、リットエンディングを
簡単に説明すると
「だんだん遅くなる」
エンディングです。
バンド全体で息を合わせながら
スピードを下げていくので、
「テンポをどのくらい落とす」
というような数値基準はありません。
リットエンディングの決め方
リットエンディングをバシッと
決めるまでの手順です。
★STEP1
ソリスト(ソロを弾く人)が
ドラマーに「終わるよ!」と
アイコンタクト
(早めが肝心です!)
★STEP2
2小節分を使って、
だんだんスピードを下げていきます。
音を引き伸ばすような
イメージでソロをとるといいでしょう。
またソリスト(ソロを弾く人)は、
体を使って表現してあげると
伝わりやすくなります。
↓たとえばこんな感じ。
※1小節目の頭で終わる場合。
★STEP3
ドラマーのシンバルにあわせて
フィニッシュ!
※「いついくの?」と迷ってしまうと
タイミングがずれてかっこ悪くなります(笑)
余談ですが、
「だんだん」ってなんだよ!
って最初は思ったものです(笑)
カチカチにリズムは
メトロノームで考えていた私は
それってどんくらいゆっくりに
すればいいのかわかんない…
と思ったものでした(・・;)笑
リットエンディングを決めるために
「だんだん遅くなる」スピードは
メンバーの演奏する呼吸を
予測しなければなりません。
つまり【想像】が大切です。
どんな風に終わろうとしているのか
想像しなければなりません。
わ〜難しそう…
と思うかもしれませんが、
これこそ数稽古!
残念ながら、
セッションはセッションを
やらなければ
うまくならないのです!
人それぞれ癖もありますので、
同じメンバーとうまくいっても、
他の人とはうまくいかない…
ということもあります。
でも、うまくいかなくても
それはそれでいいじゃないですか(大胆)
そんな失敗も受け入れてくれる
環境があることが
セッションを好きになるためには
重要だと感じています(^ ^)
実践してもうまくいかない…
そんなときは笑ってリトライです!
エンディング
〜スタンダードナンバー編〜
ジャムセッションには、
2タイプの楽しみ方があります。
簡単なコード進行や
リフ(簡単なフレーズの繰り返し)だけで
演奏するスタイルの「フリーセッション」と
名曲(スタンダードナンバー)の
コードを題材にして遊ぶスタイルの
2タイプです。
特に、フリーセッションでは、
リットエンディングか
カットエンディングのどちらか
になることがほとんどですが、
スタンダードナンバーでのセッションの場合、
曲特有のエンディング方法があるので、
「打ち合わせ」が必要になってくる場合もあります。
とはいえ、
スタンダードナンバーのセッションでも、
リットエンディングは頻出しますので、
ぜひおさえておいてくださいね!